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life style

岡田 智恵子のライフスタイル


私は脳性まひで、車椅子を使って生活しています。

ヘルパー制度を利用していますが、24時間介護ではないので、介助者がいないときも困らないようにいろいろな工夫をしています。

自分で物を運ぶときは、写真のように小さめのトレイを膝の上に乗せて移動します。

滑り止めつきのトレイを使うとさらに安心です。

岡田智恵子の専用トレイの写真

数年前にスーパーの雑貨コーナーで買ったシリコン製のペットボトルオープナーです。

これを使うと固い蓋も楽に開けることができ、手首などへの負担が少なくなります。

外出時も持ち歩くくらいのお気に入りグッズです。

岡田智恵子のシリコン製ペットボトルオープナーの写真

リーチャーという道具です。

福祉用具の業者から買ったもので、アメリカ製です。

床の上のものを拾うとき、手の届かないところのものを引き寄せたいとき、カーテンを開け閉めするとき、高いところのスイッチを操作するとき、靴やスリッパを履くときの靴べら代わりに…など、いろいろな場面で大活躍しています。

写真のように紐とS字カンをつけておくと、椅子の背もたれなどにぶら下げておけるので便利です。

壊れるたびに修理しながら10年以上使っています。

岡田智恵子のリーチャーの写真

 家の中を車椅子で移動しているとき、ドアなどを傷つけてしまうことがあるので、市販のクリアファイルを切って両面テープで張り付けてコーナーガード代わりにしています。

重ねれば強度も増すし、クリアファイルならお財布にも優しいのでおすすめです。

カバーしていないところもときどき傷をつけてしまいますが…。

岡田智恵子のお手製コーナーガードの写真

 パソコン操作の際、初めは手の中にすっぽり収まるくらい小さなマウスを使っていましたが、今は多ボタンタイプのトラックボールマウスを使っています。カーソルを動かすときにマウスを持ち上げる必要がないので手首への負担が減りました。

また、コピー&ペースト、デリート、バックスペース、エンターなどよく使う機能を好きなボタンに割り当てて片手で操作できるようにすることで、作業の効率アップにもつながっています。

岡田智恵子のトラックボールマウスの写真